新卒で入社した先がブラックだったりすると、人生詰んだかな?と絶望感に打ちひしがれてしまいますよね。

- 「新卒で入った会社がブラックだった」と判断して良い基準
- 新卒で入社した会社がブラックだった時の対処法
- ブラック企業を即日で辞める流れ
「新卒で入った会社がブラックだった」と判断して良い基準
- 異常な労働時間(長時間残業・休日出勤)
- 有給休暇を取得できない
- 相応の給料がもらえない(低賃金)
- 離職率が高く、人の入れ替わりが激しい
- ハラスメントの横行
詳しくみていきます。
異常な労働時間(長時間残業・休日出勤)
有給休暇を取得できない
有給休暇は労働者の権利であり自由に取得できますし、取得するにあたっての理由も不要です。
会社側は労働者が有給休暇を請求した場合には、基本的に拒絶してはいけないことになっています。
しかしブラック企業では「今は忙しいからダメ」「ギリギリの人数でやっているのに何で休むの?」など様々な圧力をかけてきて休みづらい雰囲気をつくっています。
相応の給料がもらえない(低賃金)
離職率が高く、人の入れ替わりが激しい
1年目 | 2年目 | 3年目 | |
中学卒 | 36.5% | 14.7% | 8.5% |
高校卒 | 17.2% | 12.3% | 10.0% |
短大卒 | 17.7% | 13.3% | 12.0% |
大学卒 | 11.6% | 11.4% | 9.9% |
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/content/11650000/000689563.pdf
ハラスメントの横行
パワハラ、セクハラといったハラスメントが横行しているのもブラックな職場の典型です。
上司の罵声がいつも飛び交っていたり、いじめ、性的な嫌がらせなどが日常的に見られる職場は、ハラスメントが企業文化として根付いてしまっている可能性が高く、「逃げるが勝ち!」と言ってもおかしくない状況です。
こういう職場では、会社のコンプライアンスの窓口に相談してもあまり期待はできませんので、さっさと辞めてしまうことが一番です。
新卒で入社した会社がブラックだった時の対処法
あなたが新卒で入社した会社が運悪くブラック企業だった場合、対処法は「辞める」こと以外にはありません。
ブラックな会社は更生する見込みはほぼゼロですし、いるだけ時間の無駄と言って良いでしょう。
新卒で入社した会社がブラックだった時は今すぐ辞めるべき
新卒に限らず言えることですが、会社がブラックだった場合には今すぐ辞めるべきです。
ブラックな体質の職場は、そのこと自体が文化として根付いてしまっていますので、経営陣が総入れ替えになるなどドラスティックなことでも起きない限り普通の会社にはなりません。
新卒者の転職は第2新卒などと称されるように市場価値が高いですから、今のうちにブラックな会社とは縁を切ることが大切です。
【雇用形態別】即日で退職する方法
まず結論から言うと、どのような職業であっても会社との合意がなければ即日で退職すると言うことは不可能です。
「本日を持って退職させてください!」は多くの場合、却下されておしまいです。
なぜなら会社を辞める場合、2週間前までに必ず申告しなくてはならないと民法に定められているからです。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
(引用:e-Gov民法|第六百二十七条)
しかし会社側に退職の意思を伝えてから、一度も会社に出ることなく合法的に辞める方法はいくつか存在しています。
雇用の形態によって適用される法律が違いますので、以下で雇用形態別に詳しくみていきます。
正社員が即日退職する方法
- 会社と合意する
- 退職日まで有給休暇を使う
- 退職日まで欠勤扱いにしてもらう
①会社と合意する
実際には、ほとんど期待することはできませんが、あなたの退職の申し入れに「辞めてもいいよ」と会社から同意を得ることができれば、理由のいかんを問わず即日で退職できます。
しかし、ブラック企業では、常に人手不足の可能性が高いですし、余程のことがない限り難しいです。
②退職日まで有給休暇を使う
「退職の2週間前までに申し出る」ことは法律上決まっていることですが、実は、この法律では会社に在籍することは義務付けられていますが、必ず出社しなければならないとは書いていないのです。
つまり、もし、あなたに有給が2週間以上残っているのであれば、会社に退職を申し出てから2週間分の有給休暇を一気に消化することで実質的に即日退職が可能になります。
とはいえ、新入社員であるあなたが有給休暇を取得できるのは「入社半年後に10日間」ですので有給休暇の消化だけで退職日までやり過ごすことは現実不可能です。
③退職日まで欠勤扱いにしてもらう
有給休暇が残っていなかったりする場合に有効な手段ですが、会社と交渉し同意を得る必要がありますので、大変なエネルギーが必要になります。
契約社員が即日退職する方法
- 会社と合意する
- 契約期間が1年を超えている
- やむを得ない理由がある
①会社と合意する
実際には難しいかもしれませんが、会社との合意を得られれば、特に理由がなくても正社員同様、即日で退職できます。
②契約期間が1年を超えている
契約年数が1年以上で、なおかつ1年以上働いている場合は、会社に申し出ることで辞めることができます(民法628条)。
③やむを得ない理由がある
民法628条に「やむを得ない事由があるとき」は直ちに退職できる旨の記述があります。
因みに、やむを得ない退職理由とは、
・家族の介護が必要になった
・パワハラ、セクハラを受けている
・心身の障害、病気になった
・業務内容が法令違反である
・配偶者の転勤
といったもので、自分自身ではどうにもならない理由を指します。
パート・アルバイトが即日退職する方法
- 雇用期間なし→正社員と同じ方法
- 雇用期間あり→契約社員と同じ方法
あなたがパート・アルバイトの場合、雇用期間が定められているかどうかによって即日で退職する方法が変わってきます。
ご自身の雇用期間について採用時の契約書を確認するか、雇用主に直接問い合わせましょう。
バックレだけは絶対NG
新卒で就職した先がブラック企業であった場合、逃げ出したい気持ちはよくわかりますし、今すぐ逃げ出すべきです!
ただしこの場合であったても、注意したいのが無断で会社に行かなくなること、いわゆるバックレです。
あなたがどんなに辛い思いをしていたとしても、バックレることだけは絶対にNGです。
無断で辞めることは大きなトラブルを招き、あなたの将来にも不利益しかありません。
バックレなくても今すぐ逃げ出す方法は他にあります!ので、とにかくバックレることだけは避けるようにしてください。
「会社に無断で仕事を辞めることはできるの?」こんな疑問をもった経験が誰でも一度はあるのではないでしょうか? 「仕事、バックレちゃおうかな?」こう考える場面って結構多かったりしますよね? そこで本記事では、 ・仕事を無断で辞[…]
ブラック企業を即日で辞める流れ
会社を即日で退職するまでの流れについて解説します。
即日退職の流れ |
STEP① 退職の準備 |
STEP② 上司に退職報告〜話し合い |
STEP③ 退職届の提出 |
STEP④ 返却物と受け取るものの整理 |
STEP① 退職の準備
まずは、あなた自身で退職する日を決めます。
即日退職とはいえ、退職を申し出てから最短でも2週間は会社に在籍する必要がありますので、その間をどのようにするのか(有給、欠勤等)整理しておきます。
STEP② 上司に退職報告〜話し合い
STEP①で検討した内容(退職日等)を上司に報告します。
これが即日退職の一連の流れの中で一番に高いハードルかもしれません。
ただでも言いにくい「退職」なのに、ましてや「明日から出社しません(実質的に即日退職)」ということを伝えるわけですから厳しい話し合いになることは必至です。
新卒だし退職についてどうしても言い出せなくて。。。 「会社を辞めたい」「退職したい」を伝えることってものすごくエネルギーの要ることですし、できればサラっと終わらせたいな〜と思うのではないでしょうか。 […]
STEP③ 退職届の提出
無事に話し合いがまとまれば、あとは退職届を提出し淡々と退職に必要な手続きを踏んでいきます。
STEP④ 返却物と受け取るものの整理
退職時の手続きとして制服や社員証、名刺、保険証など会社からの貸与物を返却しなくてはなりません。
また、逆に離職票や年金手帳など受け取らなくてはならないものもあります。
どのようにしたら良いのか、退職日までに会社の総務部と相談しておきましょう。
確実に辞められるのは退職代行サービスの利用
ここまで新卒で入った会社がブラック企業だった場合の対処法や即日退職するまでの流れを紹介してきました。
しかしブラック企業を退職するのに、新卒の新入社員が自力で手続きを踏むの厳しいものがある、、、いえ、現実的に無理だと思います。
そこでおすすめしたいのが退職代行サービスを利用することです。
退職代行サービスとは
退職代行サービスとは、会社を辞める際の連絡から手続きまでの一切をあなたに代わって業者が行ってくれるサービスです。
元々は弁護士の仕事だったのですが現在は一般業者も含めると100社以上が参入しており利用者も年々増えています。
- 会社を辞めたいけれど言えない…
- ストレスが限界で会社を辞めたい…
- パワハラで辞めたいのに辞めさせてもらえない…
というような様々な悩みを抱えている人たちの退職に貢献しています。
退職代行を利用すれば、あなたは会社側と話をすることは一切ありませんし、同僚と顔を合わせることもせず明日から出社しなくて良くなります。
退職代行サービスの正しい選び方・ポイント
退職代行は辞めたい(辞められない、言えない)と悩んでいる方にとって救いの一手でとても便利なサービスである反面、デリケートな問題を扱っているため業者選びを間違えるとトラブルの元にもなってしまいます。
以下の5つのポイントをチェックして間違いのない業者を選んでください。
退職代行選びのポイント |
【合 法】法律違反などのトラブルがない業者であること |
【実 績】実績が豊富であること |
【成功率】失敗しない業者であること |
【料 金】利用料金が良心的であること(3万円以下がおすすめ) |
【交渉力】いざという時に会社との交渉が可能な労働組合系、弁護士系であること |
おすすめの退職代行サービスは?
「新卒で入った会社がブラックだったので今すぐにでも辞めたい」こうお悩みのあなたに一番おすすめできるのは「退職代行SARABA(サラバ)」です。
ブラック企業に長くいればいるほどマイナス面がどんどん大きくなっていきます。
取り返しのつかないことになる前に、今すぐSARABA(サラバ)で退職へ舵を切りましょう。
以下で、特に重要な【実績】【料金】【交渉力】について主要10社を比較しましたのでご覧ください。
退職代行サービス比較表
サービス名 | 実績 | 料金 |
交渉力 |
退職代行SARABA(サラバ) | ◎ | ◎ 25,000円 | ◎ 労働組合が運営 |
退職代行ニコイチ | ◎ | ◎ 27,000円 | × 一般業社 |
退職代行EXIT(イグジット) | ◎ | △ 50,000円 | × 一般業社 |
退職代行Jobs(ジョブズ) | ○ | ○ 27,000円+2,000円 | ○ 一般業社+労働組合 |
男の退職代行 | ○ | ○ 29,800円 | ◎ 労働組合が運営 |
わたし NEXT |
○ | ○ 29,800円 | ◎ 労働組合が運営 |
弁護士法人みやび | ◎ | △ 55,000円〜 | ◎ 弁護士事務所 |
退職代行ガーディアン | ○ | ○ 29,800円 | ◎ 労働組合が運営 |
退職代行サービスのNEXT | ○ | △ 33,000円〜 | ◎ 弁護士事務所 |
退職代行コンシェルジュ | ◎ | △ 33,000円 | × 一般業社 |
いかがでしょうか?
退職代行SARABA(サラバ)なら、サービス料金が業界最安級で、しかも労働組合による運営で会社側と交渉OK、実績も申し分のないということがおわかりいただけたと思います。
退職後についても「転職無料サポート」のサービスがついていますので安心ですね。
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まとめ:あなたの大切な時間をブラック企業に与えるべきではない!
「せっかく苦労して内定をもらい入社した先がブラック企業だった」
これは本当に辛いですし、先行き不安ですし、人生終わった?と考えてしまってもおかしくはない状況ですよね。
でも大丈夫です!
あなたはまだまだ若いですし、ブラック企業なんかは今すぐ辞めて転職にチャレンジすれば良いのです!
あなたの大切な時間(命)をこれ以上ブラックな職場で費やすのは辞めにしませんか?
退職の連絡、手続きなど一切をお任せできる退職代行サービスを上手に利用すれば、今すぐ悩みから解放されます。
再就職(転職)についても退職代行SARABA(サラバ)なら、無料でサポートしてくれますので先行きの不安も解消されますよね。
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