仕事を辞めたくても辞められないという状況は本当に辛いものです。
そこで今回の記事では、
・辞めたいのに人手不足で辞めることができず会社にいることのリスク
・辞めたいのに辞められない時の解決策
について解説していきます。
辞めたいけど辞められない人手不足の会社に残るリスク
会社を辞めたいと思っているのに辞められず、人手不足に悩む劣悪な環境の会社に身を置き続けるのは非常にリスクが高いことです。
永遠に続くかのように思われる辛〜い日々が、あなたの心と体を消耗させ疲弊させるでしょう。
人手不足の会社に身を置き続けるリスク |
・職場がブラック化する可能性が高い |
・人手不足が慢性化している会社に将来はない |
・肉体疲労が慢性化してしまう |
・精神的に病んでしまう |
職場がブラック化する可能性が高い
人手不足の会社では、一人でこなさなければならない仕事の量が多く毎日が多忙ですし、関わる仕事も当然増えますので責任を負う範囲も広くなります。
異常な労働時間(拘束時間)でブラック企業化していくことは容易に想像できます。
【ブラック企業の代表的な特徴】
- 異常な労働時間(長時間残業・休日出勤)
- 有給休暇を取得できない
- 相応の給料がもらえない(低賃金)
- 離職率が高く、人の入れ替わりが激しい
- ハラスメントの横行
このようなブラック企業に見られる特徴が、あなたの職場に該当するかどうかしっかりと見極めることが大切です。
人手不足が慢性化している会社に将来はない
人手不足が慢性化し改善が見込めないような会社は、早晩潰れてしまう運命にあると言っても良いでしょう。
貧乏くじを引いてしまうことにならないよう早めに手を打ちましょう。
肉体疲労が慢性化してしまう
人手不足の職場では、一人当たりの仕事量が増え負担も大きいため肉体的な疲れが溜まりやすいです。
長時間労働、長時間残業、休日出勤が続くと、肉体疲労が慢性化し、あなたの健康を損ねることにもなりまねません。
精神的に病んでしまう
劣悪な労働環境で働き続けることは、あなたの心に知らず知らずのうちにダメージを与えています。
多忙な毎日、ストレスでピリピリとした雰囲気が職場全体を覆い、人間関係までギスギスとしたものになります。
こんな状態が続けば、当然あなたの心は壊れてしまう可能性が高いです。
心は一度病んでしまうと治療やカウンセリングなどが長期化することもあり非常に厄介ですので注意が必要です。
人手不足で会社を辞められない時の解決策
これまで見てきたように、人手不足が理由で辞めたい会社を辞められないというのは非常にリスクを伴うことです。
会社がどれだけ人手不足であろうと何かあってからでは遅すぎるのです。
あなたが「辞めたい」と思っているのであれば、手遅れになる前に!今すぐにでも!勇気を振り絞って退職することが唯一の解決策です。
会社を辞めること以外に現状を打破する方法はありません。
以下で、今すぐ会社を辞めるための具体的な方法を雇用形態別に解説していきます。
【人手不足で会社を辞められない時の解決策】
- 即日退職する方法【正社員】の場合
- 即日退職する方法【契約社員】の場合
- 即日退職する方法【パート・アルバイト】の場合
- 一番確実な解決策は退職代行サービス
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
(引用:e-Gov民法|第六百二十七条)
このように会社を辞める場合、2週間前までに申告しなければならないことが民法で定められているため「本日をもって辞めさせてください」は原則不可能です。
ただし退職を伝えてから一度も出社せず辞める方法(実質的に即日退職)は存在します。
以下で詳しく見ていきましょう。
①即日退職する方法【正社員】の場合
あなたが正社員として雇用されているなら以下の方法で実質的に即日退職できます。
即日退職する方法【正社員】の場合 |
❶ 会社と合意する |
❷ 退職日まで有給休暇を使う |
❸ 退職日まで欠勤扱いにしてもらう |
❶会社と合意する
実際には、ほとんど期待することはできませんが、あなたの退職の申し入れに「辞めてもいいよ」と会社から同意を得ることができれば、理由のいかんを問わず即日で退職できます。
しかし、基本的には2週間前までに退職を通知する必要がありますし、余程のことがない限り難しいです。
❷退職日まで有給休暇を使う
「退職の2週間前までに申し出る」ことは法律上決まっていることですが、実は、この法律では会社に在籍することは義務付けられていますが、必ず出社しなければならないとは書いていないのです。
つまり、もし、あなたに有給が2週間以上残っているのであれば、会社に退職を申し出てから2週間分の有給休暇を一気に消化することで実質的に即日退職が可能になります。
とはいえ、有給休暇を取得するには自分で会社と交渉しなければならずなかなか言い出しにくいというのが現実です。
会社や上司と交渉するだけの余力がある方にとっては有効な方法と言えるでしょう。
❸退職日まで欠勤扱いにしてもらう
「有給休暇が2週間も残っていないよ」という方は、退職日まで欠勤扱いにしてもらうことで実質的に即日退職できます。
しかし、この場合も会社側から同意を得る必要がありますので、交渉には大変なエネルギーが必要になります。
②即日退職する方法【契約社員】の場合
あなたが契約社員として雇用されているなら以下の方法で実質的に即日退職できます。
即日退職【契約社員】の場合 |
❶ 会社と合意する |
❷ 契約期間が1年を超えている |
❸ やむを得ない理由がある |
❶会社と合意する
実際には難しいかもしれませんが、会社との合意を得られれば、特に理由がなくても正社員同様、即日で退職できます。
❷契約期間が1年を超えている
契約年数が1年以上で、なおかつ1年以上働いている場合は、会社に申し出ることで辞めることができます(民法628条)。
❸やむを得ない理由がある
民法628条に「やむを得ない事由があるとき」は直ちに退職できる旨の記述があります。
因みに、やむを得ない退職理由とは、
・家族の介護が必要になった
・パワハラ、セクハラを受けている
・心身の障害、病気になった
・業務内容が法令違反である
・配偶者の転勤
といったもので、自分自身ではどうにもならない理由を指します。
③即日退職する方法【パート・アルバイト】の場合
あなたがパート・アルバイトの場合、雇用期間が定められているかどうかによって即日で退職する方法が変わってきます。
即日退職【パート・アルバイト】の場合 |
❶ 雇用期間なし→正社員と同じ方法 |
❷ 雇用期間あり→契約社員と同じ方法 |
ご自身の雇用期間について採用時の契約書を確認するか、雇用主に直接問い合わせましょう。
④一番確実な解決策は退職代行サービス
「人手不足を理由に会社を辞めたくても辞められない」とお悩みの方にとって一番確実に辞められる方法、最善の解決策は退職代行サービスを利用することです。
退職代行とは?
退職代行サービスとは、会社を辞める際の連絡から手続きまでの一切をあなたに代わって業者が行ってくれるサービスです。
元々は弁護士の仕事だったのですが現在は一般業者も含めると100社以上が参入しており利用者も年々増えています。
・職場での陰口に悩み、辞めたいのに言い出せない…
・ストレスがもう限界で会社を辞めたい…
・パワハラで辞めたいのに辞めさせてもらえない…
というような様々な悩みを抱えている人たちの退職に貢献しています。
退職代行を利用すれば、あなたは会社側と話をすることは一切ありませんし、同僚と顔を合わせることもせず明日から出社しなくて良くなります。
退職代行の正しい選び方・ポイントとは?
退職代行は辞めたい(辞められない、言えない)と悩んでいる方にとって救いの一手でとても便利なサービスである反面、デリケートな問題を扱っているため業者選びを間違えるとトラブルの元にもなってしまいます。
以下の5つのポイントをチェックして間違いのない業者を選んでください。
退職代行選びのポイント |
【合 法】法律違反などのトラブルがない業者であること |
【実 績】実績が豊富であること |
【成功率】失敗しない業者であること |
【料 金】利用料金が良心的であること(3万円以下がおすすめ) |
【交渉力】いざという時に会社との交渉が可能な労働組合系、弁護士系であること |
退職代行サービスおすすめはどこ?
一番おすすめできるのは「退職代行SARABA(サラバ)」です。
人手不足の会社に残って取り返しのつかないことになる前に、今すぐSARABA(サラバ)で退職へ舵を切りましょう。
以下で、特に重要な【実績】【料金】【交渉力】について主要10社を比較しましたのでご覧ください。
退職代行サービス比較表
サービス名 | 実績 | 料金 |
交渉力 |
退職代行SARABA(サラバ) | ◎ | ◎ 25,000円 | ◎ 労働組合が運営 |
退職代行ニコイチ | ◎ | ◎ 27,000円 | × 一般業社 |
退職代行EXIT(イグジット) | ◎ | △ 50,000円 | × 一般業社 |
退職代行Jobs(ジョブズ) | ○ | ○ 27,000円+2,000円 | ○ 一般業社+労働組合 |
男の退職代行 | ○ | ○ 29,800円 | ◎ 労働組合が運営 |
わたし NEXT |
○ | ○ 29,800円 | ◎ 労働組合が運営 |
弁護士法人みやび | ◎ | △ 55,000円〜 | ◎ 弁護士事務所 |
退職代行ガーディアン | ○ | ○ 29,800円 | ◎ 労働組合が運営 |
退職代行サービスのNEXT | ○ | △ 33,000円〜 | ◎ 弁護士事務所 |
退職代行コンシェルジュ | ◎ | △ 33,000円 | × 一般業社 |
いかがでしょうか?
退職代行SARABA(サラバ)なら、サービス料金が業界最安級で、しかも労働組合による運営で会社側と交渉OK、実績も申し分のないということがおわかりいただけたと思います。
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人手不足でも辞めて良い理由
「自分が辞めたら他の人に迷惑がかかってしまう。。」「人手不足で辞めるのはみんなに申し訳ない。。」と思う方も多いのではないでしょうか
でも、たとえあなたの職場が深刻な人手不足にあったとしても辞めてしまって大丈夫!OKなんです!
人手不足は会社側に責任がある
「人手不足なのに会社を辞めるのは、同僚に迷惑をかけてしまうことになり申し訳が立たない。。。」そう思う気持ちもわからなくはないのですが実際は違います。
何故なら会社が人手不足の問題を抱えているのはそもそも会社のマネジメントに問題があるからであり、あなたが責任を負うようなことではないのです。
あなたが辞めることで同僚に迷惑がかかるようなことがあるとすれば、それは全て会社が悪いということです。
あなたがいなくても会社は回らなければいけない
例えば、あなたが明日会社を辞めたとしても何とかなりますし、会社は何とかします。
いえ、何とかしなければいけないのが会社です。
何とかできないような会社であれば、いずれ潰れて無くなる会社ですから辞めてしまって正解なのです。
他の誰でもなくあなたの気持ちを優先すべき
あなたが人手不足を理由に、本当は辞めたいのに辞めないのは会社にとっては好都合ですし、もしかしたら同僚もありがたく思うかもしれません。
でも、あなたの気持ち、人生はどうなるのでしょうか?
自分の気持ち、人生を犠牲にしてまで我慢するほど今の会社にいることに価値はあるのですか?
あなたの人生がより輝けるようにあなた自身の気持ちを最優先にして考えて良いと思います。
人手不足の会社でよくある引き留めパターン
人手不足の会社は非常に辞めづらいもので、上司は必ずあなたを引き留めようとしますが、信念を曲げずに意思を貫きましょう。
以下で「人手不足の会社の引き留めパターン」を紹介しますので参考にしてください。
【人手不足の会社でよくある引き留めパターン】
- 後任を採用するまではダメと言われる
- 後任が育つまでダメと言われる
- 待遇を変える(昇給)と言われる
- 損害賠償請求すると脅される
- 流される(そもそも話を聞いてもらえない)
後任を採用するまではダメと言われる
会社側のこの言い分は本末転倒と言って良いものです。
後任を採用するまで退職してはならないというのは全く論理が逆さまで、会社側が本当に困るのであれば、あなたが辞める前に後任を採用すべきなのです。
そもそも人手不足に陥ってしまうのは会社に全ての責任があるのです。
後任が育つまでダメと言われる
これも全く言いなりになる必要のない次元の低い引き留めと言わざるを得ません。
「後任が育つまで退職してはいけない」のではなく、会社側があなたの退職日までに後任を育てれば良いだけのことなのです。
何度も言います!そもそも人手が足りなくなっているのは会社のマネジメントに問題があるのです。
待遇を変える(昇給)と言われる
会社側が退職者を引き留めるために昇給を持ち出すのはよくある手です。
しかし、そもそも給料の問題で会社を辞めようとしているわけではないのですから説得力がありません。
どんなに破格の条件を提示されたとしても、劣悪な仕事環境が変わるわけではないですし、辛い気持ちは同じように続くわけですから絶対に口車に乗ってはいけません。
損害賠償請求すると脅される
あなたが人手不足の会社を退職することで会社側はどれ程の損害を被るというのでしょうか?
これは単なる脅しに過ぎませんので真に受ける必要はありません。
会社側にとっても多額の裁判費用をかけてまでたった一人の従業員を訴えることは現実的ではありませんし、まずしないでしょう。
いずれこのような脅しは悪質極まりないものですから、そんな会社は早めに退職した方が良いでしょう。
流される(そもそも話を聞いてもらえない)
引き止めと言うよりも、退職の意思そのものを無きものにしたいのでしょう。
これもかなり悪質です。
迷う時間がもったいないですし、こう言う時こそ退職代行を使って今すぐ辞めてしまって良いと思います!
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結論:辛い人手不足から今すぐ自分を解放しよう!
仕事を辞めたくても辞められないという悩みは本当に辛いものです。
ましてや人手不足が根底にある場合、まわりの同僚にも迷惑がかかるのではないかと気になりなかなか前にに進むことができません。
しかし、あなたが今いる会社の問題が時間の経過とともに改善されるという保証はどこにもありません。
このままズルズルと嫌な毎日を繰り返すことよりも、転職して新しい人生を歩むことの方がきっと何倍も何十倍も何百倍も人生を豊かにしてくれるはずです。
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